WAVとMP3について
音楽が流通する際、又、動画などを制作する場合など、WAV、MP3という言葉を目にしますが、それはその音源のファイル形式を意味します。
WAVと言いますのは非圧縮のデジタル音源のフォーマットです。CDの音源はこの形式であり非常に高音質です。
一方 MP3はWAVファイルを非可逆圧縮したファイルが形式で、データを大幅に圧縮してあります。
ただ大幅に圧縮してあると言っても人間の耳ですぐに高音質のWAVとの違いがわかるようなことではありません。
それなら別に圧縮したMP3じゃなくてWAVだけでもでもいいのでは? と思われますがWAVにはデメリットもあります。それはWAVのデータ容量が非常に大きいことです。比べてみますと楽曲の長さ4分で制作したとします。WAVのデータ形式ですと約40MBのデータ容量になります。一方、MP3ですと4MBのデータ容量になり、約1/10程度に圧縮できることになります。
さて、ここからちょっとややこしい話になって恐縮ですが、実はMP3にもビットレートという数値があって、数値が高い程高音質になります。上記のWAVの1/10程度に圧縮できるのは、一般的に流通する128kbpsというビットレートのファイルです。
- 当サイトで販売しているのは、MP3(128KBPS)
- Audiostockさんは、WAV、MP3(320kbps)
(Audiostockさんでは、高位音質のファイル形式で販売しています)